2020.07.30 11:18一心不生【いっしんふしょう】同じ出来事でも、ある人にとっては問題でも、ある人にとっては問題ではない。この世で起きることは全て、仏様から与えられたものなので、全て自分にとって必要なものととらえましょう。ということです。いいことも、悪いことも、起こることには意味があると言いますが、仏様が与えて下さるのならどれもが自分にとって必要なことなのでしょう。
2020.07.27 11:06雲出本無心【くもいずるは もとよりむしん】わいてきた雲は何の抵抗もなく、風まかせ。悠然として全く自由である。自分の中に湧いてくるどんな感情も、そこに捉われることなく、すーっと流せたらいいのになぁと思います。
2020.07.26 13:22冷暖自知【れいだんじち】コップに入った水が、冷たいのか温かいのかは、実際に触れてみないと分からないということ。口で冷たいよ!熱いよ!と言っても、子どもが実際に触るか、飲んでみないと伝わらない事がよくあります。経験してみないと分からないのだから、経験してみましょう。経験させましょう、ということですが今日はもうちょっと違う見方自分自身の感情に当てはめる感じることは、自分にしか分からないというお話しです。
2020.07.25 12:35家和万事成【いえわして ばんじなる】家が和やかで、安定しているからこそ、世の中で事を成し遂げることが出来るということ。当たり前のことですね。よく、お父さんが家庭が安定しているからこそ、仕事に打ち込めるという表現を聞きますが、これは何も男性に限ったことではなく、家族誰にでも当てはまることであり、誰にとっても一番大事なことではないかと思います。
2020.07.24 12:57心身一如【しんじんいちにょ】身体と心・肉体と精神は一体であり、切り離せないもの、分けることが出来ない一つの物であるということ。人間は、体調を崩せば休みますが、自分の心が疲れていたり、傷付いていても、気付かなかったり見ないふりをして無理をすることがあります。見えない分、ついつい心は置き去り、後回しにしてしまうんですね。
2020.07.23 11:37坐石待薫風【いしにざして くんぷうをまつ】思い通りの良い風が吹かない時は、じっと静かに待っていればいい。という禅語です。子どもと向き合っていると、何をしても上手くいかない時があります。そんな時は、あえて何もせず、じっとしていた方がよいことが多いものです。
2020.07.22 09:06悟無好悪【さとれば こうおなし】人でも物でも、先入観を持たずに、あるがままを認めたら、好きも嫌いもなくなるという禅語です。ここでいう、「人」は自分自身も含まれます。そして、わたしはこの禅語から、他人という外側の人や物よりも、まず自分に当てはめて考える必要があるのではないかと思っています。
2020.07.21 13:04青山元不動【せいざん もとうごかず】山は悠々とそびえ立ち、堂々として少しも動くことがない。周囲の声に捉われて右往左往しないこと。を言います。親として、どっしり構えていればいいのは分かっていても、子どものこととなると中々そうもいかない気持ちは分かります。それでも一度、どっしりと構えてみて欲しいのです。
2020.07.20 13:06坐一走七【いちにざして しちにはしる】七回走れば、一回は座りましょう。走り続けてばかりはいられない。時に座ること=休憩、も必要だということ。人生走り続けてばかりはいられないもの。でも、生き辛さを抱えた子ども達は、休むことを知らずに走り続けているからこそ、ストップがかかるのかも知れません。
2020.07.19 12:04松直棘曲【まつはなおく いばらはまがれり】松はまっすぐに育ち、いばらは曲がりくねって育つが、どちらがいいというわけではなく二つともありのままでいいということ。当たり前と言えば当たり前なのですが、人間という物は対照的なものを見ると比べたがる生き物です。