心身一如【しんじんいちにょ】

身体と心・肉体と精神は一体であり、切り離せないもの、分けることが出来ない一つの物であるということ。


人間は、体調を崩せば休みますが、自分の心が疲れていたり、傷付いていても、気付かなかったり

見ないふりをして無理をすることがあります。


見えない分、ついつい心は置き去り、後回しにしてしまうんですね。

風邪を引けば、酷くならないように早めに休んで無理をしないようにしますよね?

酷くなると自分も困るし、周りにも迷惑をかけてしまうから。


どこか怪我をしても、血が出ていれば止血するし、ねん挫などで腫れていれば病院へ行きます。


でも、心はどうでしょう?


家族とのすれ違いで疲れていたり、子どもと衝突して傷ついたり、パートナーと喧嘩して落ち込んだり、仕事でミスをしてへこんだり


心だって痛いのに、体の不調とは違い、なんの手当てもせずにそのまま家事を続けていませんか?

翌日も何事もなかったように仕事へ行っていませんか?


心の不調は、見えないからと言って放置しているといずれ体に現れます。

そうなってからでは、元気になるまでにとても時間が掛かります。


原因は心なのに、体の不調だけを見て治療しようとすれば、なおさら時間が掛かるでしょう。

そして、ほとんどの人はそれを分かっていながらも、心の不調にあまり目を向けません。



お母さんだからって、親だからって、傷付かないわけではありません。

みんなのお世話があるからと言って、心に不調があるにもかかわらず、無理して体を動かす必要はないのです。


ですが、そうは言ってもしなければならないことは山ほどありますね。


ご飯も作らなきゃいけないし

洗濯もしなきゃいけない

働いている人は、仕事にも行かなきゃいけない

中には、それぐらいのことで

と家族の理解を得られない状況の方もいるでしょう。


休むことが難しい人は、少しでいいので自分のための時間を取って


お風呂にアロマオイルを入れてゆっくりとバスタイムを取ったり

30分ぐらい、お昼寝するのもいいでしょう

YouTubeでヒーリングミュージックを聞きながら、目を閉じて過ごすのもお勧めです。

わたしは最近お香を焚いています。


これぐらいのこと?

と思うかもしれませんが、完全に元気にはならなくても、意外と効果はあります。

それに、不調や疲れ、傷が軽いうちに、ちょこちょこと手当てをしていれば体への不調を防ぐことにも繋がります。


わたしも、一昨日末っ子とのことで夫と冷戦状態に入った時、とっても傷付いたので

思い切ってお昼寝しました。


目が覚めて、スッキリ!!

とまではいかなくても、どん底からは上がって来れるので、そこから対応できるだけの気力と体力が復活します。


傷付いて悲しいまま、気力もないままでは、冷静に、的確に対応できませんからね。


実は過去に、夫婦仲が悪かった時、我慢に我慢を重ねた結果、2年間の湿疹に悩まされたことがあるのですが


この時は、病院で薬をもらっても効かず、患部をガーゼで巻き半そでを着ることも出来ずに過ごしました。


しかし、夫と和解した途端、2年もの間あんなに辛かった湿疹が、ぴたりと治まったのです。


恐らく、精神的なものが原因だろとは思っても、限界まで心に目を向けなかったため、完治するまでにとても時間が掛かりました。



4連休、日常とは違って家事も増えます。

子どものお世話が増えることもあります。


だから、なおさら自分の心のための時間を意識的に取ってくださいね。

身体と心は一つ。

両方大事にしましょう。


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