2021.04.28 10:15非思量【ひしりょう】考えても仕方がないことは考えない。思いを巡らせることに捉われない事をさす禅語です。考えすぎて動けない時過度に心配してしまう時に、必要な言葉ですね。こんな時考えることをやめればいいのは分かっているけどなかなかそんな思考を手放せないのが人間です。ですから、今日は手放し方ではなく手放す必要性についてお話ししたいと思います。禅タロットに「受容性」というカードがあります。
2020.07.30 11:18一心不生【いっしんふしょう】同じ出来事でも、ある人にとっては問題でも、ある人にとっては問題ではない。この世で起きることは全て、仏様から与えられたものなので、全て自分にとって必要なものととらえましょう。ということです。いいことも、悪いことも、起こることには意味があると言いますが、仏様が与えて下さるのならどれもが自分にとって必要なことなのでしょう。
2020.07.24 12:57心身一如【しんじんいちにょ】身体と心・肉体と精神は一体であり、切り離せないもの、分けることが出来ない一つの物であるということ。人間は、体調を崩せば休みますが、自分の心が疲れていたり、傷付いていても、気付かなかったり見ないふりをして無理をすることがあります。見えない分、ついつい心は置き去り、後回しにしてしまうんですね。
2020.07.22 09:06悟無好悪【さとれば こうおなし】人でも物でも、先入観を持たずに、あるがままを認めたら、好きも嫌いもなくなるという禅語です。ここでいう、「人」は自分自身も含まれます。そして、わたしはこの禅語から、他人という外側の人や物よりも、まず自分に当てはめて考える必要があるのではないかと思っています。