家和万事成【いえわして ばんじなる】

家が和やかで、安定しているからこそ、世の中で事を成し遂げることが出来るということ。


当たり前のことですね。


よく、お父さんが家庭が安定しているからこそ、仕事に打ち込める

という表現を聞きますが、これは何も男性に限ったことではなく、家族誰にでも当てはまることであり、誰にとっても一番大事なことではないかと思います。

昔働いていたところに、わたしと話すのが好きでよくお店に来てくれるおばあちゃんがいました。


おばあちゃんは昔話を色々してくれたのですが、その中に今も胸に残っているお話しがあります。


おばあちゃんが小学生の時、お父さんとお母さんが喧嘩したそうです。

と言っても、昭和初期ですから、一方的にお父さんが怒って怒鳴り、お母さんに

出て行け!!

と言ったそうなんですが、その日おばあちゃんは家に帰ってお母さんがいなかったらどうしようかと心配で一切勉強に身が入らず、授業が終わると一目散に走って家へ帰ったそうです。


家に帰って、お母さんのいつもと変わらない家事をする姿を見た時、やっと安心した

と話してくれました。


何十年経っても、心に残る出来事だったそうです。


だから、絶対に子どもの前で喧嘩しちゃダメよ

と言われました。


しかし、このお話を聞かせてもらった頃のわが家は、すでに家庭不和で、その上長女の家出が繰り返され、ますます家庭の雰囲気が悪くなるという悪循環に陥っていました。


長女の問題行動の原因の一つは家庭不和だったと思います。

そして、長女の問題行動により、ますます家の中が荒れて行く。


子どもは、夫婦仲が悪くなると問題を起こします。

問題を起こしてでも、関心を自分に向けさせることで、夫婦を一致団結させようとするからです。


わが家も、夫婦げんかが増えることもありましたが、協力することも増えました。


このように、子どもでも、家が落ち着かないと、本来の子どもらしい生活を送ることが難しくなります。


そして、お母さん。

お母さんも、家の中での心配事があると、落ち着きません。

仕事も上の空。

家事も普段しないようなミスをしたりと、何事も空回りします。


お母さんの場合、例え仕事を持っていても、家庭が一番優先順位が高いので、家庭が安定していないとそこばかり目が行くため、過去のわが家のように悪循環に陥ることが多々あります。


なので、昨日のブログにも書いたように、自分時間を取ることを大切にしたりしながら、家庭の調和を大事にしていくことが大切です。


すでに、問題が起きている場合は一人では難しいので誰かに協力してもらうといいですよ。


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