澄んだ海に影もなく月が映っている様を表し、一点の曇りもない、澄んだ心を表しています。
情景も、意味もピッタリなカードが禅タロットにあります。
大アルカナ 17 沈黙
人の心は、本来1点の曇りもないものだそうです。
わたしたちは、つい目先のことに捉われ
常に、世間の事でいっぱいになってしまうので
自分の、心に一点の曇りがないと言われてもピンときませんね。
それでも、禅の世界では
どの人の中にも仏はある
人の心には本来一点の曇りもない
と言います。
そんな素晴らしいものが自分の中にもあるのだろうか?
と思いますが、時々このカードのように、沈黙し
自分の内側を見つめる時間を取ることで
自分の中の一点の曇りもない澄んだ心や仏性に触れに行く
世渡り上手になろうと頑張ることなど忘れ、ただ黙って自分の心を
見つめる。自分らしく生きられるように。
そうすることで、自分らしさや、本当に進みたい道が見えてくるのでしょう。
<今日の禅語のまとめ>
【海月澄無影 うみに つきすんで かげなし】
しんどいな、なんだか上手くいかないな
そんな時ほど、本来の自分の姿を、黙ってじっと見つめていきましょう。
敢えて時間を作って、ただ黙って、自分自身に帰りましょう。
本来のあなた自身、あなたらしさ、あなたの進みたい道
それらが見えるようになるでしょう。
禅タロットを使って、見つめるのもお勧めです。
方眼ノートなら、毎日自分と向き合えます。
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