昨日の雨も、今日の晴れも、ありのままの自然。
そんなありのままの自然を受けいれて、その日その日に出来ることをしましょう。
という禅語です。
雨の日は雨の日の楽しみ方、晴れの日は晴れの日の楽しみ方があります。
小さな子は、普段は外で走り回りたいので雨を嫌がりますが、長靴にはまると
長靴がはきたくて、雨を待ち望みます。
新しい傘やレインコートを買ってもらった時もそう。
そして、これは小さな子に限らず、17歳でも同じだったりします。
わが家の末っ子は、新しい傘が嬉しすぎて、雨が止んでも廊下で傘をさして歩いていたそうです。
しかしそれでも満足せず、とうとう雨がやんだ運動場まで出て、傘をくるくる回して大はしゃぎ(笑)
雨の日の楽しみ方を見つけてからは、雨の日の通学が苦でなくなったようですし、雨が降るとお父さんに送ってもらえるので、毎日雨を待ち望んでいます。
自由な女子高生です(;・∀・)
子育てにおいても、順調な時もあれば、なんだか上手く行かないという時もあります。
特に、子どもの調子が悪い時は、土砂降りの雨の中、傘もささずに歩いているような気分です。
楽しむのは中々の困難です。
でも、雨が降るのがどうしようもないのと同じで
子どもが落ち込んでいる時は、どうしようもないのです。
ですから、そんな日は普段できないことをして楽しむ工夫をしましょう。
雨の日に出かけられずに読書を楽しんだり、洗濯休める♪ラッキー♪
と喜ぶのと同じように
子どもが学校へ行けない日は、お弁当作らんでいいやん♪
ラッキー♪
ただ、理由も分からずふさぎ込んでいるなら、ちょっと元気になって話しかけてきた時に何をしようか考えて過ごしたり。
放っておいて大丈夫なら、同じしんどさを抱えたママさんとお茶しておしゃべりしたり
子どもがしんどい時も、親は親で可能な限り自分の時間を過ごし
心の健康を保ち、子どもを見守ることが出来る余裕を持ちましょう。
子ども自身も、このしんどさを楽しむことは出来なくても、学ぶことがあります。
晴と雨の両方を知っているからこそ、その大切さも分かるようになります。
<今日の禅語のまとめ>
【昨日雨今日晴 さくじつはあめ こんにちははれ】
土砂降りの雨が続いても、必ず晴れる日は来ます。
いいお天気が続いても、また雨は降る。
子どもの心のお天気が、どんなお天気であれ、どうにかしようとせず
そっと見守り、親は親で自然に楽しみましょう。
雨がしんどくても、雨のおかげで気付けることもある。
それも、見方を変えれば後々の楽しみの一つです。
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