歩々是道場【ほほ これどうじょう】

どこにいても、それがどんな場であれ、状況であれ、その場その状況こそ

修行であるという禅語です。


子育ても、ある意味修行です。

その分、親子共々成長できるし、やりがいのあることです。

修行と聞くと、しんどいイメージですが


修行というのは目標達成のため、自分の実力向上のために努力することなので

修行の先には、達成感・充実感があるはずで、しんどいことばかりではなく

やりがいのあることのはずです。


それでも、わたしが「修行」という言葉から長年受け続けたイメージは

「しんどい」というものでした。


ですから、長女と次女の子育てがしんどい時

なんの修行やねん!!

と、何度こぼしたことでしょう(苦笑)



下の子達2人は、上の子達と比べると、そこそこやりやすい子達なのですが

それでも先日、子育ても修行だなと感じました。


今、わたしは3女の進路に向き合い、奔走しています。

自分自身も大学へ行かなかったし、初めてのことだらけ。


右も左も分からないので

PTAでママさんたちと繋がって、情報ももらいますが

ちんぷんかんぷん。。。


娘と一緒に、入学説明会へ行き、保護者対象の入学説明会へ行き

やっと、受験のシステムを把握することが出来ました。


で、これが修行なのかというと、そうではなく


この子の生きたい道、進みたい道、この子の特性をどう伸ばすのか?

それを考えサポートし、動くことも、親の修行だなと思うのです。


問題行動や不登校という問題がなくても、手の掛からない子でも

その子と向き合う初めての出来事は、修行です。


上の子で学んだことをそのまま実践しても、かすりもしない時もあります。

たとえ同じ事案でも、下の子とその事案で対応することは初めてだから、同じやり方では通じない。


だったら、どうするか?

その子とのやり方、対応の仕方を修行するしかないのです。


武道や茶道、華道でも、同じ道でも、様々な流派があると思います。


同じわが子でも、個性はバラバラ。

手をかけ、目をかけてあげないといけないところは

みんな見事に違うのです。


同じ武道なのに、違う流派があるのなら

やはりその流派の修行をしなければいけないのと同じで


わが子も、その子に合うやり方を修行しなければいけません。


そうしているうちに、いずれその修行に見合った

子どもの成長という成果を得ることが出来ます。


子どもの成長が修行の成果なら、楽しめそうではありませんか?


一人一人違いがあるからこそ、色んな修行が出来ると考えれば

それも面白いと思いませんか?


せっかくなら、たくさん学べることを良い方へ捉え

楽しんで子育てという修行をしましょう。


<今日の禅語のまとめ>


【歩々是道場 ほほ これどうじょう】

みんな同じわが子でも、一人一人の親として

一人一人に対する修行がある。


一から学ばないといけないこともあるだろうし

応用だけでいいこともあるかも知れない。


何度も修行をしなければいけないけど、その修行から得られる成果は大きなもののはず。

だから、楽しんで修行しましょう。

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