その関門さえ通れば、あとは東西南北どこへでも自由に道が続いていること。
どれだけ険しい道のりも、どこかで一区切りはあるものです。
この1本道はいつまで続くのか?そんな不安もあるでしょうが、その門をくぐれば
新たな道が広がっています。
まるで、ゲームのようだなぁと思うのです。
と言っても、わたしはゲームをほとんどしないので、頭に浮かぶのは
スーパーマリオの世界ですが(^-^;
マリオのようなゲームの世界は1つ1つ、ステージをクリアしていきますよね?
そして、クリアするごとに難しくなる。
なかなかクリアできないステージは、これいつクリアできるんやろ?
行けるんかな?と苛立ちを覚えるかもしれません。
でも、次のステージへ行くためには、そのステージをクリアしなければなりません。
そのステージをクリアすれば、また新しいドキドキワクワクのステージが広がっているのです。
この禅語を見た時、ゲームのようだと思ったのと同時に、次女が不登校だった時を思いました。
一昨日は行けなかった。
昨日は行けた。
今日は行くのかな?無理かな?
明日は?
焦ってはいけないと思い、毎日平静を装いながらも、内心ハラハラドキドキ。
先の見えない、終わりの見えない道が延々と続いているようにしか感じない。
だって、1日1歩進めたらいい方。
それもコツコツ、コツコツ、やっと3歩進んだと思ったら、4歩下がるなんて当たり前ですから。
それでもね、ちゃんと次の道へ繋がる門はあるんです。
そこへ辿り着くまでは長いし、険しいけど、その門をくぐれば
子ども達の新たな道が、縦横無尽に広がっています。
そして、それは子ども達が頑張ってこの苦難を歩いて来て得た、希望の道です。
そう、思えば今ゴールが見えなくても、なかなか進まなくても
ちょっと休憩しようか!
なんて、気軽に捉えることも可能ではありませんか?
わたしたち親も、休憩しながら歩けばいいんです。
あら~、今回の道はいつもよりハードね~
じゃあ、ゆっくり行きましょうか
ってね。
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